57歳、子どもが独立して4LDKが広すぎる。売るのは惜しい。「貸す」という選択肢を知らなかった。

登場人物

徹(とおる)、57歳。神奈川県横浜市在住の会社員。築15年の4LDK一戸建て。子ども2人が独立して、夫婦二人には広すぎる。妻(55歳)と「駅近のマンションに引っ越したいね」と話しているが、今の家を売るのは惜しい。住宅ローンはあと8年。「売らずに貸して、家賃収入でローンを払えたら最高なんだけど」と思っている。でも、賃貸経営なんてやったことがない。管理会社をどう選べばいいのかもわからない。いくらで貸せるのかも見当がつかない。

日曜日の午後、リビングのソファに座って、テレビを見ていた。

隣の部屋は、息子の部屋だった。ベッドと机はそのまま残っているけれど、もう1年以上使われていない。反対側の部屋は、娘の部屋だった。カーテンだけが残っている。

4LDK。29歳で建てた家。子どもが2人いて、それぞれの部屋が必要で、客間も欲しくて。当時は「これくらいの広さがないと」と思っていた。

今、使っているのはリビングと寝室だけ。残りの2部屋は、物置になりかけている。

妻がコーヒーを持ってきて、隣に座った。

「ねえ、この家、広すぎない?」

何度目かの会話だった。

「駅近のマンションに引っ越したい」けれど、売るのは惜しい

妻とは、何度か住み替えの話をしていた。

「子どもたちも出たし、駅近の2LDKくらいのマンションに引っ越したいよね。買い物も便利だし、掃除も楽だし」

あなたも、同じことを思っていた。4LDKの一戸建ては、維持管理が大変だ。庭の草刈り、外壁のメンテナンス、排水溝の掃除。週末が家の手入れで消えていく。

でも、一つだけ引っかかることがあった。

「この家、売るのか……」

28年間、家族の歴史が詰まった家だ。子どもたちが走り回ったリビング。毎朝お弁当を作ったキッチン。庭に植えた紫陽花。夏にバーベキューをしたテラス。

売ってしまったら、もう戻れない。

それに、住宅ローンがあと8年残っている。売却額でローンを完済できるかどうかも、微妙なところだ。

「売りたくない。でも、このまま住み続けるのも、ちょっと違う」

その板挟みで、話が進まないまま、半年が過ぎていた。

同僚の一言が、思考を変えた

ある日、会社の昼休みに同僚と話していた。同い年の同僚も、子どもが独立したばかりだった。

「うちも4LDKなんだけどさ、広すぎてどうしようかと思ってたんだよ」

「うちも同じ。売るのはもったいないし、かといって……」

同僚が言った。

「俺、貸すことにしたよ。売らずに、賃貸に出す」

「えっ、家を貸すの?」

「そう。管理会社に任せて、入居者を見つけてもらう。家賃収入でローンを払って、俺たちは駅近のマンションに引っ越した。売らないから、いつか子どもたちが使いたいって言ったら戻せるし」

「家賃収入でローンが払えるの?」

「うちの場合、月の家賃がローンの返済額を超えたから、むしろプラスになってる」

衝撃だった。

「売るか、住み続けるか」の二択しかないと思っていた。「貸す」という選択肢が、頭にまったくなかった。

「いくらで貸せるのか」が、わからなかった

その夜、家に帰って妻に話した。

「うちの家、売らずに貸すって手があるらしいよ」

妻の目が、少し輝いた。

「貸す?それなら売らなくていいの?」

「そう。管理会社に任せれば、入居者の募集から家賃の回収、トラブル対応まで全部やってくれるらしい。俺たちは家賃を受け取るだけ」

「でも、うちの家、いくらで貸せるの?」

それがわからなかった。

築15年の4LDK一戸建て。横浜の住宅街。駅からはバスで10分。この条件で、月にいくらの家賃が取れるのか。まったく見当がつかない。

ネットで「持ち家 賃貸 家賃相場」と検索してみたけれど、エリアや築年数、間取りによって大きく違うらしい。しかも、管理会社によっても査定額が違うという。

「管理会社って、どうやって選ぶんだ?」

不動産の賃貸経営なんて、やったことがない。どこの管理会社がいいのか、何を基準に選べばいいのか。一社ずつ連絡するのも面倒だし、そもそも近所の不動産屋に行くのも気が引ける。

「管理会社によって年間100万円の差」という事実

さらに調べていくと、一つの衝撃的な事実を知った。

管理会社によって、賃料の査定額に大きな差がある。

同じ物件でも、A社が月24万円、B社が月20万円、C社が月26万円と査定することがある。月に6万円の差があれば、年間で72万円の差。数年で100万円以上の差になる。

なぜ差が出るのか。管理会社によって得意分野が違うからだ。特定の地域の集客に強い会社、分譲マンションの賃貸に強い会社、一戸建ての賃貸に強い会社。自分の物件に合った管理会社を選ばないと、本来得られるはずの家賃収入を取りこぼすことになる。

「最初の1社で決めたら、年間数十万円損する可能性があるのか」

比較することの重要性が、数字でわかった。

でも、管理会社を一社ずつ調べて連絡するのは、現実的に無理だ。

そのとき、一つのサービスが目に入った。

持ち家を賃貸に出す際の、管理会社一括比較サービス。最大6社の賃料査定を無料で比較できる。物件情報を入力するだけで、その条件に強い管理会社を自動で選定してくれる。かんたん60秒。

「60秒で、うちの家がいくらで貸せるかわかるのか」

徹が見つけたのは、このサービスだった

※最大6社の賃料査定を比較。完全無料・かんたん60秒

6社の査定額を見て、目が覚めた

物件情報を入力した。築年数、間取り、広さ、住所。60秒で完了した。

数日後、6社から査定結果が届いた。

最高額と最低額の差に驚いた。

一番高い査定を出した管理会社は、この地域の一戸建て賃貸に強い会社だった。集客ルートが豊富で、ファミリー層の入居者を多く抱えているという。

一番安い査定の会社との差は、月に数万円。年間にすると、数十万円。

「同じ家なのに、こんなに違うのか」

そして、一番高い査定額は、住宅ローンの月々の返済額を超えていた。

「家賃でローンが払える。しかも、少しプラスが出る」

妻に見せた。

「これ、売らなくてもいけるじゃない」

妻の声が、弾んでいた。

住み替えた後、毎月届く家賃通知

一番高い査定を出してくれた管理会社と契約した。入居者の募集、内見の対応、契約手続き、家賃の回収、トラブル対応。全部、管理会社がやってくれた。

入居者は、30代のファミリーだった。小さな子どもが2人いるという。

あなたと妻は、駅近の2LDKマンションに引っ越した。

毎月、管理会社から家賃の入金通知が届く。その金額から管理手数料を引いた額が、口座に振り込まれる。住宅ローンの返済に充当して、少しだけ余る。

家を売っていたら、この毎月の収入はなかった。

妻が言った。

「あの家で今、子どもたちが走り回ってるのかな」

「たぶん、そうだと思う」

28年前、あなたたちの子どもがリビングを走り回っていたように。今は、別の家族の笑い声が、あの家に響いている。

家は、壊されていない。売られていない。ちゃんと生きている。

もしあなたが、広すぎる家でため息をついているなら

子どもが独立して、4LDKが広すぎる。住み替えたいけれど、売るのは惜しい。思い出が詰まった家を手放したくない。でも、このまま住み続けるのも違う気がする。

もしそんなあなたがいるなら、「貸す」という選択肢があることを知ってほしい。

持ち家を賃貸に出せば、家賃収入が得られる。ローンの返済に充当できる。家は残したまま、夫婦二人に合った住まいに引っ越せる。いつか子どもたちが使いたいと言えば、戻すこともできる。

ただし、管理会社選びで収入は大きく変わる。同じ物件でも、年間で数十万円の差が出ることがある。だからこそ、複数社を比較することが大切だ。

今の家がいくらで貸せるのか、まずは知るだけでいい。60秒で査定できる。無料。査定だけでも問題ない。

数字を見れば、「売るか住むか」の二択から、もう一つの道が見えてくるかもしれない。

売らなくても、家は活かせる

※査定だけでもOK。大手含む優良管理会社が参画

日曜日の午後、広すぎるリビングのソファに座って、使われていない子ども部屋を眺めていたあの日。

今、駅近のマンションの窓から、夕焼けを見ている。隣には妻がいる。手元のスマホには、今月の家賃入金の通知が届いている。

57歳。家は、売るか住むかだけじゃなかった。「貸す」という道が、家も暮らしも、どちらも守ってくれた。